数年ぶりにブログ書く 防衛大綱の私的におもったこと(雑文)

 数年ぶりに記事を書く気がする。てかまじで数年ぶりだった。知ってるかもだけど、お仕事はいろいろと忙しい上に精神的に苦痛な出来事が続いててアレ。

 そんな中でも世の中は動いちゃう。

 昨年末には新しい30防衛大綱が発表されている。前回が25大綱だったので5年ぶりの改定となる。中身については諸所思うところがあるのでメモ的に記載しようかなと。全部はなかなか無理なので気になった箇所のみで。

 

1 防衛力の強化

 前回の防衛大綱でも記載されていたサイバーに加えて最近流行りの電磁波に関係する防衛力も記載されている。これは巷では電子戦(EW)の能力獲得と噂はされてるけど最近のロシアのウクライナにおける電子戦を見て備えてるのかなと…

 

www.ukrinform.jp

(記事についてはUAVをジャミングする電子戦装備。この他に携帯電話のジャミングや通信改ざんするシステムや携帯電話、Wi-Fi、軍事無線電波を評定して砲撃するシステムなど確認されているなんて言うからおそロシア

 その他に電磁波情報(SIGINT)の強化も見据えてるかと。特に陸海空の統合組織である情報本部(DIH)は日本では殆ど唯一の電波情報を収集してる。対象国家の電波収集能力の向上なども視野に入ってるかと。

 

2 イージス・アショア

 やってきましたイージス・アショア、私のハートも自然にヒートアップ!

 イージス・アショアとは陸上に作るイージスシステムのこと。主な機能はイージス艦同様の防空システム。これを日本において日本の空を守るのだ!じゃあ、だれが運用するのこれ?

 イージス艦運用ノウハウを持つ海上自衛隊

 それとも日本の空を守る航空自衛隊

 答えは!陸上自衛隊!は?

 これにはいくつか理由が考えられる。一つはイージス・アショアは陸上にあるためそれを防護する部隊が陸上自衛隊にあるため。そしてもう一つの理由は海上自衛隊航空自衛隊が装備面の充実で優遇されてる(新鋭艦やF-35)反面、陸上自衛隊はこれといって大規模な装備更新がない。政治的なバランスをとってるのでは…(と私は邪推してる)というもの。

 とはいうものの、私はこれは陸上自衛隊の担当ではないでしょ…陸上自衛隊も対空ミサイルは持ってるけど短〜近距離を担当してる。それ以上はペトリオットを持つ航空自衛隊が担当してる。この棲み分けをぶち壊すこの装備…ホークとナイキの陸空縄張り争いから色々落ち着いてたけどなあ。

 

 個人の記事でわかりやすいのあった。

harukaze.tokyo

 

3 不 安

 色々とあるけど、今回盛り込んだことを100%やろうと思ったら超金がかかるなぁって。で、自衛官のみなさんのお給料は?

 お金大事。無限にはない。

 実際目指ものを掲げることは大事だと思う。でもそれは目的に対して決定的に意義を持ち且つ達成可能じゃなければならないの僕らの中のみんなが知ってること。

 

 それにまだある。

 

 情報分野

 

 いつかそれは語りたい。語れないかもしれない。じゃあね。